八丁原地熱発電所のなるほど情報
発電能力は11万キロワット
八丁原発電所には1・2号機があり、それぞれの出力は5万5千キロワットで、合計11万キロワットの電気を発電することができます。年間の発電電力量は約8億7千万キロワット時で、ほぼ20万キロリットルの石油が節約できます。
発電所の標高は1,100メートル
八丁原発電所は、阿蘇くじゅう国立公園特別地域の一画にあり、九重連山のふところにいだかれ自然に恵まれた標高約1,100メートルの地にあります。このため、周辺の環境と調和した植樹などによって、よりよい環境づくりを目指しています。
蒸気井の深さは最深3,000メートル
八丁原発電所には30本の蒸気井はあり、それぞれ深さが違いますが、浅いもので760メートル、最も深いもので3,000メートルあります。(平成20年12月現在)
蒸気の使用量は1時間に890トン
各々の蒸気井からでる蒸気は、地下の状態、深度、井戸の大きさで変わりますが、発電所電体としては毎時890トンです。
効率よく運転するために・・・
八丁原発電所は、発電所の運転状況がひと目でわかるメーターや、運転の調整をするスイッチ類を約2キロメートル離れた大岳発電所に集め、3交代24時間体制で運転監視を行っています。そのため、八丁原発電所に運転員はいません。